石けん・ボディソープが皮膚に合わないと肌荒れや炎症の原因に

石けん・ボディソープが皮膚に合わないと肌荒れや炎症の原因に

私たちは、意外と気づかない内に、肌に外部からの刺激をたくさん受けています。

 

紫外線や洋服との摩擦、車の排気ガスなどによる空気の汚染などが原因となって肌に影響を及ぼし、皮膚がダメージを負っていることが多くあるのです。これらはなかなか目に見えるものではないために、気づきにくいかもしれません。しかし、このようなことがあることを認識して、ケアをしていくことが重要です。

 

また、日常の中で肌に影響を与えやすいと言えば、石けん・ボディソープがあります。衛生的であるために、ほぼ毎日お風呂に入って身体や顔を洗いますし、外出から家に戻れば、毎回手を洗います。常に外部からの刺激を受けている肌だからこそ、石けん・ボディソープはなるべく優しいものを使用したいところです。特に敏感肌の人は、石けん・ボディソープが皮膚に合わないと、すぐに肌荒れや炎症を起こしてしまう原因となります。ですので、石けん・ボディソープの選び方は、非常に大事になってくるのです。

 

一般的にボディーソープよりも石けんの方が、肌に優しいと言われています。石けんはアルカリ性のため洗浄力が強く、成分がシンプルでコストパフォーマンスに優れています。また、身体に良くないと言われる石油系の合成界面活性剤を使用していないなどのメリットがありますが、水に溶けやすく保管が面倒で、使用されている有効成分が少ないというデメリットがあります。そして、アルカリ性であることから、肌の角質を傷つけてしまうことがあります。このことから考えると、普通肌の人にとっては石けんの方が優しいと言えますが、敏感肌の人にとっては、逆におすすめできないのです。それは、アルカリ性が敏感肌には相性が良くないということです。

 

通常私たちの肌は、弱酸性に保たれています。そこにアルカリ性の石けんを使用すると、肌がアルカリ性に傾いてしまうのですが、この傾いた状態を自然に戻す機能が備わっています。これは肌を弱酸性に保つ皮脂が多く分泌され、アルカリ性を中和することによりますが、敏感肌の人は肌が乾燥しているため、この皮脂の分泌が十分に機能しません。すると、肌が弱酸性に戻るのに時間がかかったり、なかなか戻れなくなります。肌がアルカリ性に傾いたままだと、常在菌が機能せず、アクネ菌などの肌荒れを起こす菌が活発に働いてしまいます。

 

また、アルカリ性はタンパク質を溶かす作用があるため、タンパク質でできた角質を溶かしてしまい、肌のバリア機能を奪ってしまうのです。このようなことから、敏感肌の人には石けんが向いていないのです。では、ボディーソープが良いかというと、ボディーソープにも危険があります。

 

ボディーソープは、美容成分が豊富に含まれたものがありますが、水切れが悪く石油系の合成界面活性剤が使用されていることが多くあります。ですが、石けんのようにアルカリ性ではないため、ボディーソープの方がおすすめです。そして、選び方に注意をすることで、より肌に優しく洗浄することが可能です。まずは、合成界面活性剤を使用していないこと、そして保湿成分が豊富に含まれているものを選びましょう。